USAGE DISPLAY の数字データ項目または数字作用対象に対してある一定の MOVE 文が実行された場合に、ランタイムエラー 163 (「数字フィー ルド内に不正な文字がある」) を発生させない。
>>--.---.--.----.--HOST-NUMMOVE------>< +-/-+ +-NO-+
なし
省略値: | NOHOST-NUMMOVE |
段階: | 構文チェック |
$SET: | 任意 |
この指令を指定すると、IBM メインフレームのコンパイラとの互換性を高めるために、メインフレーム上で S0C7 が発生する場合に、ランタイ ムエラー 163 (「数字フィールド内に不正な文字がある 」) が返される。
HOST-NUMMOVE を指定すると、数字 / 英数字データ形式と数字 / 数字データ形式を含む MOVE 文のサブセットに関して、IBM メインフレーム のコンパイラとの互換性が高くなる。
IBM メインフレームと 100% 互換性のある動作にはならないが、ほとんどの動作がエミュレートされる。
HOST-NUMMOVE は SIGN指令に ASCII, MF, EBCDIC, IBM のいずれかが設定されている場合にのみサポートされる。
SIGN"EBCDIC" CHARSET"ASCII" の組み合わせを HOST-NUMMOVE, HOST-NUMCOMPARE または SIGN-FIXUP と併用することは許容されず、コンパイラによって拒否される。
IBM メインフレームとの互換性を最大に高めるためには HOST-NUMMOVE を CHARSET(EBCDIC) で使用する。 CHARSET(ASCII) を使用する場合にはコード化の相違のために互換性は一部失われる。