MAPNAME

プログラム名と入口点名を変更して、OS/VS COBOL、DOS/VS COBOL、VS COBOL IIおよび COBOL/370 との互換性を図る。

構文:

 >>-.---.-.----.--MAPNAME-------------------><
    +-/-+ +-NO-+

パラメータ:

なし

属性:

省略値:	NOMAPNAME
段階:	構文チェック
$SET:	初期

説明:

MAPNAME を指定すると、コンパイル時に定義されるプログラム名と入口点名および次のプログラムで参照されるプログラム名と入口点が変更される。

• 一番外側のプログラムの中にあるENTRY 文
• CALL identifier 文ではない CALL literal 文
• 入れ子プログラム内でない、一番外側のプログラム内のプログラム名（PROGRAM-ID）段落の記述

互換性のない名前が見つかると、警告メッセージが生成され、変更された名前がオブジェクトプログラム内で使用される。規則と変更内容は、次のとおりであ る。

• 先頭 8 文字は、プログラム名の間で一意であること。名前は先頭 8 文字に切り捨てられる。
• 先頭の文字は、アルファベットであること。先頭の文字が数字の場合、次のように変更される。

  0        の時、    J
  1 ～ 9   の時、   A ～ I

• ハイフン (-) の使用は不可。使用している場合は、ゼロ (0) に変更される。

他参照:

関連項目