表示属性ルーチン

本ルーチンにより、環境や端末の種類を選ばないスクリーン属性全般を利用できる。

 CBL_SCR_ALLOCATE_COLOR RGB値を割り当てる
 CBL_SCR_ALLOCATE_VC_COLOR バーチャルカラーマップを割り当てる
 CBL_SCR_CREATE_VC バーチャルカラーマップを作成する
 CBL_SCR_DESTROY_VC バーチャルカラーマップを破棄する
 CBL_SCR_GET_ATTR_INFO 属性情報を取得する
 CBL_SCR_GET_ATTRIBUTES 属性値を取得する
 CBL_SCR_NAME_TO_RGB カラー名をRGB値に変換する
 CBL_SCR_QUERY_COLORMAP カラーマップエントリのクエリを行う
 CBL_SCR_RESTORE_ATTRIBUTES 属性表を修復する
 CBL_SCR_SAVE_ATTRIBUTES 属性表を保存する
 CBL_SCR_SET_ATTRIBUTES 属性表を設定する
 X"A7" functions 6/7 ユーザー属性の読込みと設定を行う
 X"A7" function 16 ユーザー属性のON/OFFを行う
 X"A7" functions 20/21 システム属性の読込みと設定を行う

一般属性を使用してプログラムから表示されるスクリーンは、Windows環境下のIBM PC上でもUNIX環境下のシリアル端末上でも、ほぼ同質のものになる。

一般属性はシングルバイトであり、一般属性表内のインデックスに相当する。表には、ボールド(太字)や下線といった文字属性、前景色、背景色といった各インデックスに関する情報が含まれている。2色アイテムはカラーマップ内のインデックス。カラーマップは使用しているスクリーンハードウェアに特化した赤、緑、青(RGB)の値の表のことである。

カラーマップは読取り専用か読み書き可能なものがある。読取り専用のカラーマップでは、1つの色から別の色へのRGB値の動的な変更を行うことはできない。カラーマップが提供するシステム内のカラーのみが使用できる。読み書き可能なカラーマップであっても、思い通りのカラーを(スクリーン)ハードウェアによって生成できる保証はない。

表パラメタを使用したルーチンでは、表内の最初の要素を渡すことができる。また動的に割り当てられたメモリ内で表を構築し、そのアドレスを渡すことも可能。

本ルーチンは以下のようなRETURN-CODEを設定する。

0 操作が完了した。
1 指定色がデータベース上にない。
2 範囲外のカラーマップインデックス
3 範囲外の属性インデックス
4 適合するカラーが見つからない。
5 バーチャルカラーマップは利用できない。
6 バーチャルカラーマップを割り当てることができない。
7 バーチャルカラーマップを使用していない。

関連項目