CBL_GET_CURRENT_DIR

現行ディレクトリを返す。

構文:
call "CBL_GET_CURRENT_DIR" using by value flags
                           by value       name-length
                           by reference   directory-name
                           returning      status-code
パラメタ:
呼び出しプロトタイプ使用時 ( 説明の読み方) PIC (32bitシステム)
flags cblt-os-flags pic x(4) comp-5.
name-length cblt-os-size pic x(4) comp-5.
directory-name pic x(n). pic x(n).
status-code 説明の読み方.
入力パラメタ:
flags 保留。値は0であること。
name-length バイト単位のdirectory-nameパラメタのサイズ。本パラメタは返される最も長い名称と同等以上の長さが必要。
出力パラメタ:
directory-name スペースで終わる形式の現行作業ディレクトリが入る。ディレクトリ名に埋込みスペースが含まれている場合、二重引用符で囲まれて返される。本パラメタは、引用符も保持できる長さであること。
status-code 次のコードが返される。
0 成功。directory-nameには現行作業ディレクトリが入る。
128 name-lengthで指定されたdirectory-nameのサイズが足りないため、現行作業ディレクトリの名前を入れることができない。
129 フラグパラメタが0に設定されていない。
説明:

「名前長」パラメータの適合性をチェックするのは、呼出しプログラムの役割である。つまり、本ルーチンではパラメータをチェックしない。本パラメータを渡すには、「BY VALUE LENGTH OF ディレクトリ名 SIZE 4」のように使用すること。

本ルーチンでは、directory-name(name-length)が、少なくとも返される現行ディレクトリの名称と同じ長さ以上であることを検証する。もし長さが足りなければ、ルーチンは128に設定した状態コードを返す。フラグパラメタが0に設定されていなければ、ルーチンは129に設定した状態コードを返す。

directory-nameパラメタの適合性をチェックするのは、呼出しプログラムの役割である。つまり、本ルーチンではパラメタをチェックしない。呼出しプログラムは有効なdirectory-name(name-length)とdirectory-nameの組合わせを特定する(ディレクトリ名は少なくともdirectory-nameのバイトの長さがあることを確認する)。すなわち、本パラメタを渡すには、「BY VALUE LENGTH OF ディレクトリ名 SIZE 4」のように使用すること。

他参照:

関連項目