CBL_THREAD_DETACH

スレッドの終了時にスレッドのリソースを解放する。

構文:
call "CBL_THREAD_DETACH" using by value thread-id
パラメタ:
呼び出しプロトタイプ使用時 ( 説明の読み方) PIC (32bitシステム)
thread-id cblt-pointer usage pointer.
入力パラメタ:
thread-id

スレッド識別子へのポインタ

出力パラメタ:
return-code

成功したか否かを示す値。詳細は、 「スレッド制御ルーチンのRETURN-CODE値」を参照のこと。

説明:

CBL_THREAD_DETACHにより、スレッドが終了したときにスレッドのリソースを解放することができる。スレッドが作成されると(切り離しなし)、ハンドルが作成側に返される。ハンドルは、スレッドを待ったり、スレッドからリターンコードを取り出したり、スレッドの状態を検査するために使用できる。スレッドが終了しても、ハンドルは待機または切離しが終わるまで有効である。つまり、リソースが(終了した)スレッドにまだ割り当てられている。スレッドが切り離されたときには、終了したスレッドからすべてのリソースが直ち に解放される。スレッドがアクティブな状態である場合は、リソースはスレッドが終了したときに解放されるようにマークされる。

次のような場合の動作は不定。

本ルーチンが成功した場合、RETURN-CODEに0が設定される。失敗した場合は、エラー番号を返そうとする。ただし、動作が不定な場合もあるため、呼出しが失敗すると実行時システムエラーになる。

他参照:

関連項目