CBL_TSTORE_CREATE

スレッド領域用のハンドルを作成し、スレッド領域のサイズを指定する。この値は、後続のCBL_TSTORE_GETの呼出しで使用できる。

構文:
call "CBL_TSTORE_CREATE" using    tstore-handle
                         by value tstore-size
                         by value tstore-flags
パラメタ:
呼び出しプロトタイプ使用時 ( 説明の読み方) PIC (32bitシステム)
tstore-handle cblt-pointer usage pointer.
tstore-size cblt-os-size picture s9(9) comp-5
tstore-flags cblt-os-flags picture s9(9) comp-5
入力パラメタ:

  
tstore-size 返されたハンドルを使用してCBL_TSTORE_GETを呼び出すスレッド
tstore-flags 次のようにスレッド格納領域の種類をビットで設定できる。
ビット 内容
0 予約済み。0を設定すること。
1 予約済み。0を設定すること。
2
0 スレッド格納ハンドルを割り当てる。ハンドルは呼出しプログラムと関連があり、呼出しプログラムが中断されると、自動的に割当てを解除される。
1 どの呼出しプログラムとも関連のないスレッド格納ハンドルを割り当てる。ビットが設定されると、スレッド格納ハンドルは実行単位の最後に閉じられる。
3-31 予約済み。0を設定すること。
出力パラメタ:
tstore-handle スレッド格納ハンドル
return-code ルーチンが成功したか否かを示す。
0 割当て成功
1000 スレッド格納ハンドルを割り当てられない

説明:

CBL_TSTORE_CREATEは、後続のCBL_TSTORE_GET呼出しによって返されるメモリブロックサイズを指定する。また、オプションでハンドルを呼出しプログラムと関連付け、返されたハンドルが呼出しプログラムが中断されたときに自動的に閉じられるようにする。どちらの場合も、返されたハンドルは実行単位またはCBL_TSTORE_CLOSE呼出しの終了時に閉じられる。

本スレッド格納ハンドルは、プログラムと関連のない場合は実行単位の最後に閉じられる。

本ルーチンは次の方法によってシングルスレッドモードで呼び出す必要がある。それは、モニターロック内でシングルスレッド動作を無理に行う方法か、シングルスレッドモードでアプリケーションを初期化する場合に本ルーチンを呼び出す方法である。