PC_PRINTER_REDIRECTION_PROC

プログラムがOPEN OUTPUT構文とASSIGN TO PRINTER句を使用する際に呼び出されるユーザー機能を登録する。

構文:
call "PC_PRINTER_REDIRECTION_PROC" by value flags
                                            user-func
パラメタ:
呼び出しプロトタイプ使用時 (  説明の読み方) PIC (32ビットシステム)
flags cblt-x4-comp5 pic x(4) comp-5.
user-func cblt-ppointer 使用手続きポインタ
入力パラメタ:
flags 今後の使用のために確保。値は0。
user-func プリンタを操作する行程へのポインタ
説明:

本ルーチンでは、標準COBOL OPEN OUTPUT構文とASSIGN TO PRINTER句を使用して、プリンタのフォントの設定と操作を行うことができる。

本呼出しを正確に行なうために、調節可能なプリンタ宛先変更を設定する必要がある。

実行時システムエラー166が起きないように、プログラム内のCOBOL句の局所記憶節を設定する必要がある。

PC_PRINTER_REDIRECTION_PROCへの呼出しには、実行時システムのuser-funcによって指定されたユーザー機能を登録する。

ユーザー機能には(以下のような)形式がある。

entry "user-func" using by value printer-handle
 ...
 ...
exit program returning return-value. 

printer-handleはpic x(4) comp-5 dataで定義される必要がある。

OPEN文によってプリンタが開かれると、ユーザー機能およびprinter-handleによって返されたプリンタハンドルが呼び出され、ユーザー機能はPC_PRINTERライブラリルーチンを使用してプリンタを操作することができる。次のシーケンスのイベントを決定するために、ユーザー機能は実行時システムへ値を返す必要がある。

呼出しが成功した場合、return-code0を返すためにユーザー行程をコード化する必要がある。成功しなかった場合は、0以外のreturn-codeを返す。ユーザー関数が0以外の値を返した場合、実行時システムはプリンタを閉じ、ユーザー関数を呼び出したOPEN OUTPUT文にファイルステータス9/005が返される。