X"91" function 69

特定のファイル仕様のディレクトリを検索する。

構文:
call X"91" using result
                 function-code
                 parameter
パラメタ:
呼び出しプロトタイプ使用時 ( 説明の読み方) PIC (32bitシステム)
result 以下を含む集団項目: 以下を含む集団項目:
  f-error   cblt-x1-compx   pic x comp-x.
  f-handle   cblt-x2-compx   pic x(2) comp-x.
  f-attrout   cblt-x1-compx   pic x comp-x.
  f-time   cblt-x2-compx   pic x(2) comp-x.
  f-date   cblt-x2-compx   pic x(2) comp-x.
  f-size   cblt-x4-compx   pic x(4) comp-x.
  f-fileout   pic x(n)   pic x(n)
function-code cblt-x1-compx pic x comp-x.
parameter 以下を含む集団項目: 以下を含む集団項目:
  f-action   cblt-x1-compx   pic x comp-x.
  f-attrin   cblt-x1-compx   pic x comp-x.
  f-filein   pic x(m)   pic x(m)
入力パラメタ:
function-code 69を含む。
f-action 実行動作の定義
0 最初のマッチングファイルを探す。
1 次のマッチングファイルを探す。
2 検索を早めに終了する。
3 マッチングファイル1つを探す。
f-attrin 属性バイト。すべての一般的なファイルおよびパラメタの設定によって特定された属性をもつファイルが含まれる。属性を特定するには、以下のようにビットを設定する。
ビット7 未使用
ビット6 未使用
ビット5 圧縮ファイル
ビット4 サブディレクトリ
ビット3 未使用
ビット2 システムファイル
ビット1 隠しファイル
ビット0 読取り専用ファイル
f-filein 要求されたファイルのスペース終了ファイル名の仕様。これにはドライブ/ディレクトリもしくはワイルドカードの文字が含まれている可能性がある。
出力パラメタ:
f-error 結果の内容
0 成功、ファイルが見つかる。
1 ファイルはなし
2 ファイルはなし
f-handle ファインドハンドル。本フィールドはfind-first機能によって設定される(上記f-actionを参照)。該当する終了検索が完了するまで変更できない。
f-attrout 見つかったファイルの属性バイト
ビット7 未使用
ビット6 未使用
ビット5 圧縮ファイル
ビット4 サブディレクトリ
ビット3 ボリュームラベル
ビット2 システムファイル
ビット1 隠しファイル
ビット0 読取り専用ファイル
f-time DOSフォーマットにて、タイムファイルが作成される。
ビット15-11 時、 0-23
ビット10-5 分、0-59
ビット4-0 バイセカンド、0-29
f-date DOSフォーマットにて、日付ファイルが作成される。
ビット、15-9 年、0-119 (1980-2099)
ビット8-5 月、1-12
ビット4-0 日、1-31
f-size バイト内のファイルのサイズ
f-fileout 見つかったファイル名、スペース終了
説明:

1つのファイルを検索するには、find-one機能を使用する。

いくつかのファイルを検索するには、find-first機能のあと、find-next機能を繰り返し使用する。マッチするファイルがこれ以上見つからない場合は、find-nextは、f-errorの1を返す。これが表示されるまでfind-next呼出しを行わない場合は、terminate-search機能を呼び出して終了させる。

f-handleフィールドはfind-firstもしくはfind-one機能の実行前には、0に設定されていなければならない。このあと、first、next、terminateシーケンスを使用するとき、本フィールドは検索終了まで変更してはならない。find-one機能を使用する場合、本フィールドは自動的に呼出し後に0にリセットされる。

f-errorが1もしくは2を返すときは必ず、terminate検索が自動的に行われる。terminate-search機能を実行してはならない。

本ルーチンは、\\server1\share1のようなネットワーク共有リソースの有無の検証ために使用することはできないが、\\server1\share1\*といった共有されたファイルやディレクトリの配置には使用される。

他参照:

関連項目