統合化トレース機能

統合化トレース機能 (CTF)は、Micro Focusソフトウェア・コンポーネントの動作に関する詳しい診断情報を迅速かつ簡単に生成できるトレース・インフラストラクチャです。 多数のコンポーネントが、統合化トレース機能に従った情報提供に対応しています。 トレース可能なコンポーネントの完全なリストについては、 コンポーネント・リストを参照してください。

統合化トレース機能を使用するには、次の手順を実行します。

  1. サイド・ファイルを編集して、トレースを有効化し、捕獲したいトレース情報を定義します。サイド・ファイルのエントリを使用して、トレースするアプリケーション、表示するトレース・メッセージの重要度、 トレース情報の出力に使用するエミッタなどの情報を指定することができます。
  2. アプリケーションを実行します。統合化トレース機能は、 エミッタと呼ばれるモジュールを使用して、関連する情報をすべて出力します。 利用可能なエミッタのリストについては、 エミッタ・リストを参照してください。
  3. 結果を確認します。 それぞれのエミッタが出力する詳しい内容は、問題のトラブルシューティングに役立つあらゆる関連診断情報を提供します。

さらに、統合化トレース機能インフラストラクチャへのアクセスを与えるライブラリ・ルーチンを使用して、独自のプログラムに関するトレース情報を提供することもできます。詳細については、 統合化トレース機能ルーチン を参照してください。

関連項目