mftrace.emitter.emitter-name#property

エミッタ・プロパティを設定します。

構文
mftrace.emitter.emitter-name#property-name=property-value
パラメータ
emitter-name プロパティを設定するエミッタの名前。 利用可能なエミッタのリストについては、 エミッタ・リストを参照してください。
property-name 設定するエミッタ・プロパティの名前。 各エミッタに対応するプロパティのリストは、 エミッタ・リストのトピックを参照してください。
property-value 設定するエミッタ・プロパティの値。

以下のよく知られたプロパティ(大文字小文字の区別なし)のいずれかを使用した場合、そのプロパティは2種類の形式、すなわち指定されたストリングとそれに対応する数値として保持されます。その場合、コンポーネントはCBL_CTF_EMITTER_PROPERTY_GETを使用して、ストリング変換を行うことなくプロパティの数値を直接取得することができます。

ストリング値 マッピング
ON 1
OFF 0
YES 1
Y 1
NO 0
N 0
TRUE 1
FALSE 0
ENABLED 1
DISABLED 0
数値ストリング n

エミッタ名とプロパティ名は、大文字と小文字が区別されません。

デフォルト値

プロパティとそれに関連する値は、エミッタによって異なります。

コメント

mftrace.emitter.emitter-name#propertyは、指定されたエミッタについて、指定された名前と値のプロパティを設定するのに使用します。プロパティの名前と値は、それらがエミッタによって実際に使用されるかどうかに関係なく、自由に設定できます。

mftrace.emitter.emitter-name#propertyのエントリは、構成ファイルの中で複数指定することができますが、すでに設定されたエミッタに関するプロパティを再び指定した場合、前のプロパティ値は上書きされます。

TEXTFILEエミッタに関して、トレースファイルの名前、バックアップ・ファイルの数、バックアップ・セットの各ファイルの最大サイズを設定するには、次のように指定します。

...
mftrace.emitter.textfile#location=e:\logs
mftrace.emitter.textfile#file=mytrace.dat_$(GEN)
mftrace.emitter.textfile#maxgeneration=3
mftrace.emitter.textfile#maxfilesize=200
...

これにより、ディレクトリe:\mylogsmytrace.datmytrace.dat_1mytrace.dat_2mytrace.dat_3を作成し、 各ファイルの最大サイズを200 Kbとするように指定します。

関連項目