BIND

作成するバインドファイルの名前を指定します。パラメータなしで BIND を指定すると、バインドファイルのデフォルトは、ファイル名の拡張子が .BND に置き換えられたプログラム名になります。

バインドファイルは、カレントソースディレクトリまたは BIND 指令で指定されたディレクトリ以外のディレクトリに書き込むことができます。書き込むには、HCOBND 環境変数を指定します。例えば、次のように指定します。

HCOBND=/mydir/binds
export HCOBND

HCOBND 環境変数に指定するディレクトリは、この環境変数の設定を解除(unset)する、あるいは DB2 のバインド指令でプログラムに対して特定のビルド設定を指定するまで、Visual COBOL で作成されるすべてのバインドファイルに適用します。例えば、

db2(bind=/mybinds/test.bnd)

と指定すると、HCOBND 環境変数の設定は無視されます。

構文:
BIND=bindfile
BIND
NOBIND
プロパティ:
省略値: NOBIND
同義語: BINDFILE