INSERT

構文
>>--EXEC SQL--.-------------------.---------->
              +-FOR :host_integer-+  

 >---.------------.--INSERT--.------.---.-table_name-.--->
     +-AT db_name-+          +-INTO-+   +-view_name--+

                                +-------- , ------+  
                                V                 |
 >---.---------------.--VALUES (constant_expression)----->
     +-(column_list)-+
 
 >------END-EXEC---><
パラメータ
:host_integer 処理するホスト配列要素の最大数。 PIC S9(4) COMP-5 で宣言する必要があります。
db_name DECLARE DATABASE を使用して宣言されているデータベースの名前。
table_name 行を挿入するテーブル。
view_name 行を挿入するビュー。
INTO 省略可能なキーワードです。 ANSI SQL 92 に準拠する場合には必要です。
column_list データを追加する 1 つ以上の列のリスト。 列の順序は任意ですが、入力データは列と同じ順序にする必要があります。 列リストが必要なのは、テーブルにある一部の列 (すべての列ではなく) がデータを受け取る場合のみです。 列リストの項目はかっこで囲みます。 列リストを指定しない場合は、受け取るテーブルにあるすべての列 (CREATE TABLE の順序で) を受け取るものとみなされます。

列リストによって、値を入力する順序が決定されます。

VALUES 定数式のリストを導入します。
constant_expression 指定された列の定数または NULL 値。 値リストはかっこで囲み、明示的または黙示的な列りストと一致している必要があります。 数値以外の定数は一重引用符または二重引用符で囲みます。
目的

INSERT 文は直接 ODBC ドライバに渡されます。 正確な構文については、ODBC ドライバに付属しているマニュアルを参照してください。

WHERE 句のホスト変数が配列の場合は、INSERT 文が各配列要素のセットに対して 1 回ずつ実行されます。

INSERT 文により、新しい行がテーブルに追加されます。既存の行の列値を変更するには、UPDATE 文を使用します。

列が NULL 値を許可するように定義されている場合、列リストと VALUES リストの項目を省略できます。

1 つの文の中で、テーブルから行を選択して、その行を同じテーブルに挿入できます。

例:
     DISPLAY "Enter new staff member's id:"
     ACCEPT staff-id

     DISPLAY "Enter new staff member's last name:"
     ACCEPT last-name

     DISPLAY "Enter new staff member's first name:"
     ACCEPT first-name

     DISPLAY "Enter new staff member's age:"
     ACCEPT age

     DISPLAY "Enter new staff member's employment date(yyyy/mm/dd):"
     ACCEPT employment-date

     EXEC SQL
        INSERT INTO staff
        (staff_id
       ,last_name
       ,first_name
      ,age
       ,employment_date)
        VALUES
        (:staff-id
       ,:last-name
       ,:first-name
       ,:age
       ,:employment-date)
     END-EXEC
他参照:

関連項目