埋め込みSQL文

便宜上含めてある INSERT, DELETE(位置づけ), UPDATE(検索) は例外として、 ここに記載された SQL文は標準のSQL文とは異なった動作をし、 あるいはそれ以上の機能を提供しています。

説明
BEGIN DECLARE SECTION ホスト変数の宣言部分の開始
BEGIN TRANSACTION1 トランザクションを AUTOCOMMIT モードで開く
1 ストアドプロシージャを実行する
CLOSE OPEN文によって初期化された、行単位のデータ取得を終了する
COMMIT トランザクションをコミットする
CONNECT データベースに接続する
DECLARE CURSOR 行単位のデータ取得のためのカーソルを定義する
DECLARE DATABASE データベースを特定する
DELETE (位置づけ)2 カーソルの現在位置にある行を削除する
DELETE (検索) 検索条件に合致する行を削除する
DESCRIBE SQLDAデータ構造に内容を投入する
3 一つまたはすべてのデータベースへの接続を終了する
END DECLARE SECTION ホスト変数の宣言部分の終了
1 ストアドプロシージャを実行する
EXECUTE 準備されたSQL文を実行する
EXECUTE IMMEDIATE 指定されたホスト変数に格納されたSQL文を実行する
FETCH 指定されたカーソルの結果セットから次の行を取得する
GET HDBC ODBC 接続ハンドルを必要とする ODBC APIにアクセスする
GET HENV ODBC 環境ハンドルを必要とする ODBC APIにアクセスする
INCLUDE アプリケーションで使用する指定されたSQL データ構造を定義する
INSERT 表またはビューに行を追加する
OPEN 指定されたカーソルについて行単位のデータ取得を開始する
PREPARE SQL文を名前と関連付ける
QUERY ODBC1 ODBCデータディクショナリにクエリーする
ROLLBACK 現在のトランザクションをロールバックする
SELECT DISTINCT カーソル名をSQL文に関連付ける
SELECT INTO1 一行の結果を取得する (シングルトンSELECTと呼ばれる)
SET AUTOCOMMIT1 AUTOCOMMITモードを制御する
SET CONCURRENCY1 標準モードカーソルの同時性オプションを指定する
SET CONNECTION1 引き続くSQL文で使用するデータベース接続を指定する
SET OPTION1 クエリー処理のオプションに値を割り当てる
SET SCROLLOPTION1 標準モードカーソルに対してスクロール方法と行メンバーシップを設定する
SET TRANSACTION ISOLATION1 接続のトランザクション分離性モードを指定する
UPDATE (位置づけ)2 カーソルの現在位置にある行を更新する
UPDATE (検索) 検索条件に合致する行を更新する
WHENEVER SQL文が実行された後の省略時の動作 (CONTINUE, GOTO or PERFORM) を指定する

脚注:

2.

これらのSQL文は標準SQLと同じ名称ですが、ヘルプに記載された構文は更に拡張された機能を含んでいます。

3.

DISCONNECT は COBSQL経由で Oracleにアクセスする場合にはサポートされません。

1.

これらのSQL文は COBSQLではサポートされません。