TO UPDATE USE

構文:

>>--EXEC ADO--.---------------------.-TO UPDATE datatable_name--> 
               +-USING dataset_name-+

>--.----------------------------------------------------------.->
   |                                                          |
   +--WITH REFRESH USING--+-RETURNED DATAROW                 -+
                          +-RETURNED DATAROW , OUT PARAMETERS-+
                          +-OUT PARAMETERS                   -+
 
>--USE--+-sql_update_statement--.-----------------------.------->
        |                       +-sql_refresh_statement-+
        |                                               |
        +-stored_procedure_statement--------------------+                          
  
 >--END-EXEC---><

パラメータ:

datatable_name DataTable の名前。
dataset_name 使用する DataSet 参照。dataset_name を指定しない場合は、現在の DataSet が使用されます。
WITH REFRESH USING TO UPDATE 文の実行の結果として、データ ソース内の新しい値を取得する方法を指定する。
sql_update_statement データ ソース内の実際のテーブルとそのカラムを参照する標準の SQL UPDATE (SEARCHED) 文。
sql_refresh_statement DataTable で更新が必要なカラムを指定する SQL SELECT 文。
stored_procedure_statement SQL UPDATE (SEARCHED) 文を実行するために使用するストアド プロシージャを指定する。

目的:

TO UPDATE USE 文では、特定の DataTable について、データ ソースに対する更新処理を行うために必要な SQL ロジックを指定します。SQL ロジックは、データ ソース内の実際のテーブルおよびカラムを参照する必要があります。

SQL ロジックは、DataTable から削除された行のカラム値を参照できます。その場合、カラム名を中かっこで囲み、その後に必要に応じて値の種類(CURRENT、ORIGINAL、DEFAULT、または PROPOSED)を指定します。カラム名と値の種類はピリオドで区切ります。たとえば、{OrderId}{OrderID.Original} のようになります。

データ ソースが更新されたときに新しい値で DataSet を更新する方法を指定するには、WITH REFRESH USING 句を使用します。RETURNED DATAROWS では、新しい値を反映するカラムに対する SQL SELECT である、sql_refresh_statement を指定する必要があります。OUT PARAMETERS を使用すると、SQL INSERT を実行するストアド プロシージャで更新カラムが出力パラメータとして指定されます。