SET TRACELEVEL

構文

>>--EXEC SQL--SET TRACELEVEL--.-0-------.---END-EXEC--><
                              +-1-------+
                              +-2-------+
                              +-3-------+
                              +-4-------+
                              +-OFF-----+
                              +-DEFAULT-+
		

パラメータ

0

OpenESQL トレースをオフにします。

1

次の情報をトレース・ファイルに書き込みます。

BEGIN メインの SQL 指令をトレースします。
END 実行終了を示します。
DIRECTIVES 実行時にコンパイル・ユニットと最初に遭遇したとき、コンパイル・ユニットごとに指令をトレースします。
PREPARE 文を準備するとき元のソース・コードを特定します。
DISPOSE 接続の切断時に準備した文のキャッシュから文を削除するとき、文の全体的な使用状況の概要情報を提供します。
FLUSH 通常はキャッシュのオーバーフローが理由でキャッシュから文をフラッシュするとき、文の全体的な使用状況の概要情報を提供します。

2

トレース・レベルを 1 に設定するとき書き込む情報に加えて、次の情報をトレース・ファイルに書き込みます。

OPEN  
EXECUTE 選択、挿入または更新する行数を提供します。
EXEC_IMMED EXECUTE 選択、挿入または更新する行数を提供します。
ODBCCLOSE 現在のカーソル使用についての概要情報を提供します。
STMT_CHANGED ODBC ドライバが OpenESQL によって要求される設定とは異なる設定を使用するとき、新しい並行性とスクロールのオプション設定をレポートします。

3

トレース・レベルを 2 に設定するとき書き込む情報に加えて、次の情報をトレース・ファイルに書き込みます。

ODBCFETCH フェッチする行数を提供します。
COBOLFETCH COBOL アプリケーションに返される行数を提供します。

4

トレース・レベルを 3 に設定するとき書き込む情報に加えて、次の情報をトレース・ファイルに書き込みます。


  • EXEC_SQL_BEGIN
  • EXEC_SQL_END

OFF

OpenESQL トレースをオフにします。

DEFAULT

トレース設定を、SQL TRACELEVEL 指令によって設定される値にリセットします。プログラムのコンパイルに TRACELEVEL 指令を使用しなかった場合、これはこのオプションを OFF に設定するのと同等です。

目的

SET TRACELEVEL 文により、OpenESQL トレースのレポート・レベルを動的に設定または変更できるようになります。

EXEC SQL SET TRACELEVEL DEFAULT END-EXEC