ODBCTRACE

ODBCTRACE=USER を指定する場合は、ODBC トレース処理を OBDC コントロールパネルで制御できます。このコントロールパネルでトレース対象のファイルを指定できます。

ALWAYS は OBDC トレース処理を指令で制御する設定であり、IDE でのアプリケーション開発に適しています。ODBC コントロールパネルの設定に関わらず、この設定では常に現在のディレクトリにトレースファイル MFSQLTRACE.LOG が生成されます。

通常の開発では、プロジェクトのビルド設定に応じて、現在のプロジェクトの Debug ディレクトリまたは Release ディレクトリが使用されます。NEVER を設定する場合は、アプリケーションのトレースは実行されず、コントロールパネルの設定も無視されます。ODBC トレースファイルには重要な情報が含まれる場合があるため、運用時に情報の安全性を重視する場合には NEVER を使用します。詳細は、データベースドライバのマニュアルを参照してください。

構文:
ODBCTRACE={ALWAYS | NEVER | USER}
プロパティ:
省略値: ODBCTRACE=USER.