構成要素定義領域

構成要素定義領域は、キー定義領域の後にあります。

この領域では、各キーの構成要素を定義します。分割キー以外の各キーは、1 つの構成要素から成り立ち、各構成要素をそれぞれ定義する必要があります。

構成要素の定義では、キー構成要素の位置と長さを指定します。

数字キーの場合は、構成要素定義領域を使用して、数値の型を指定することができます。その後で、IXNUMKEY コンパイラ指令を使用すると、数値の型にしたがってキーを順序付けることができます (デフォルトでは、キーが英数字順に並びます)。

構成要素定義領域のレイアウトを次に示します。未使用の領域や予約済みの領域はバイナリゼロに初期化する必要があります。

オフセット サイズ 説明
0 1 ビット 7 (x"80") は、順番に返される重複を示します。
ビット 6 (x"40") は DESCENDING キー構成要素を示します。
1 1

ビット 7 (x"80") はこのフィールドが NUMERIC であることを示します。

ビット 7 を設定すると (数値) 、次のようになります。

ビット 6 (x"40") は、フィールドが SIGNED NUMERIC であることを示します。
ビット 5 (x"20") は、フィールドが非表示フィールドであることを示します。
ビット 5 を設定すると (非表示フィールド)、ビット 0 および 1 は次のように使用されます。
0 - フィールドがバイナリ BINARY であることを示します。
1 - フィールドが PACKED-DECIMAL であることを示します。
2 - フィールドが COMP-X 形式であることを示します。
3 - フィールドが COMP-5 形式であることを示します。
ビット 2 (値 x"04") は浮動小数点を示します。

ビット 5 を設定せずに (DISPLAY フィールド) ビット 6 を設定 (SIGNED) を設定する場合は、ビット 0 と 1 は次のように使用されます。

0 - SIGN TRAILING INCLUDED を示します。
1 - SIGN TRAILING SEPARATE を示します。
2 - SIGN LEADING INCLUDED を示します。
3 - SIGN LEADING SEPARATE を示します。
先行文字の圧縮
重複の圧縮
2 4 レコード内の構成要素のオフセット (0 から開始)
6 4 構成要素の長さ (バイト数)