ファイルハンドラのトレース用モジュール Xfhtrace は、COBOL ファイルで発生する可能性があるさまざまな問題の診断に役立つ付属モジュールです。
Xfhtrace モジュールは、ファイルハンドラの動作をトレースして、すべてのアクティビティのログをトレースファイルに出力します。
TRACE パラメータは、Xfhtrace を有効化するかどうかを指定します。
TRACE={ON|OFF}
デフォルト : | OFF |
ON | 特定ファイルのトレースを有効にします。[XFH-DEFAULT] タグの下で設定すると、すべてのファイルのトレースが有効になります。 |
OFF | トレースファイルを生成しません。 |
1 つ以上の索引ファイルを対象に、トレースのオン、オフをファイル単位で切り替えることができます。 トレースをデフォルトでオフに設定した後、問題の原因になっているファイルのみを対象にトレースをオンにすれば、トレースファイルのサイズを最小限に抑制できます。
[XFH-DEFAULT] タグの下に TRACE=OFF をデフォルトとして指定し、トレースをオンにするファイルのタグの下に TRACE=ON を指定します。
[XFH-DEFAULT] タグの下に TRACE=ON をデフォルトとして指定し、トレースをオフにするファイルのタグの下に TRACE=OFF を指定します。