REBUILD の /f オプション

/f オプションは、索引ファイルの検証に使用します。 検証したファイルが破損している場合、REBUILD はゼロ以外の値を返します。

パラメータ
c   実行する検証を指定します。 デフォルトは 11 です。
説明
1 データファイル構造をチェックし、レコード数をカウントします。
2 空き領域リスト (FSL) の構造をチェックします。
8 索引ファイルの構造をチェックします。
256 データファイルの構造を、他のプロセスでの共有用にファイルを開いた状態でチェックします。 この検証を、他の検証と組み合わせて指定することはできません。

1、2、および 8 の検証は、それぞれの値の和を指定することによって、任意に組み合わせて選択できます。 実行する検証が多ければ、検証に要する時間も長くなります。

d   メッセージレベルを指定します。
表示
0 なし
1 エラーメッセージのみ
2 指定したオプションを含むメッセージ
3 ファイルに関する情報。 この情報には、キー定義、レコード長、データ圧縮、およびファイルを作成/更新したファイルハンドラのバージョンが含まれます。
4 ファイル内の各種のレコードを表示します。
1 IDXFORMAT"4" 情報レコード
2 削除済みレコード
3 システムレコード
4 データレコード
5 上書きでサイズが縮小されたデータレコード
6 上書きでサイズが増加し、他のレコード領域に移動されたデータレコードに代わって、元のレコード領域に格納されたレコード。 このレコードは、元のレコードの移動先レコード領域を指します。
7 6 のレコードによって指定されるレコード
8 6 のレコードによって指定されるレコード
5 各キー構造の統計情報。 キー圧縮で節約されたディスク容量の情報が含まれます。

値が小さいメッセージレベルは、値が大きいメッセージレベルに含まれます。したがって、レベル 4 を指定すると、レベル 1、2、3 の各メッセージも受信します。デフォルトのメッセージレベルは 5 です。

 関連項目