REBUILD の /r オプション

/r オプションは、入出力ファイルのレコード構造を定義します。

REBUILD は通常、レコード定義の情報を入力ファイルから取得し、出力ファイルに直接転送します。

ヘッダー情報を持たないファイルを他のファイル形式に変換する場合、REBUILD はレコード長の処理でサイズを特定するために、レコード定義情報を使用します。

/s オプションや /t オプションを使用して Btrieve 形式のファイルとの間で変換を行う場合には、次の点に留意する必要があります。 Btrieve では、索引ファイルの一部の実装が異なります。 たとえば、Btrieve 形式のファイルには、最大レコード長は格納されません。 したがって、COBOL 形式のファイルを Btrieve 形式にいったん変換した後、COBOL 形式のファイルに戻すと、レコード長とレコードモード情報の一部が失われる可能性があります。 その結果、元のファイル記述を使用する COBOL プログラムでは、このファイルは読めなくなります。 /r オプションを使用して、レコード長とレコードモードの情報をコマンド行で指定すれば、適切なレコード定義を変換中も保持できます。 指定する情報は、COBOL 形式のファイルから /n オプションで取得できます。

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