原始文操作

原始文操作(source text manipulation) は、原始利用者登録集(source user-library)から複写してくる原文を指定する機能を提供する。この原始利用者登録集は、通常、何らかの適切な原始文エディタ(source text editor)を使用して作成する。

COBOLライブラリ(library)は、COBOLシステムで利用するための原始文を含むファイルから構成されている。COPY(複写)文の働きは、原始プログラム中に原文を挿入して、COBOLシステムがそれを原始プログラムの一部として扱うようにすることである。登録集原文(library text)中の定数や一意名や語や語の集団を指定して、複写処理中にそれらが出てくると、すべて別の原文に置き換えることができる。 原始文操作では、実行用プログラムを作成するときに、複数のCOBOL登録集を使えるようにすることもできる。

REPLACE(置換)文の働きは、原始文中に現れる原文を新しい原文に置き換えて、COBOLシステムがそれを原始文の一部として扱うようにすることである。