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DELETE(削除)文 - BASIS制御

機能

DELETE(削除)文は、(BASIS機構のもとで)COBOLシステムに無視させるCOBOL原始ファイル中の行を指定する。 DELETE文の後ろに続くCOBOL文は、(編集制御ファイル中に次のBASIS機構のINSERT文またはDELETE文が出てくるまで)原始ファイル中に残される。

一般形式

構文規則

  1. 予約語DELETEは、その文を記述する行のカラム1から6の間のどこから書き始めてもよい。

  2. 順序番号は、その文を記述する行のカラム1から6の間のどこに書いてもよい。その後ろには空白文字を1つ置く。

  3. 編集元順序番号-1や編集元順序番号-2などは、引用符で囲まない6文字の正の整数とする(整数数字定数に関する規則に従う)。

  4. 編集元順序番号の範囲-1や編集元順序番号の範囲-2などは、2つの編集元順序番号(上記)をハイフン(-)でつないだものとする。

  5. 編集元順序番号または編集元順序番号の範囲の間のコンマは、必須である。

一般規則

  1. 編集元順序番号-1や編集元順序番号-2などは、COBOL原始ファイル中の文のうちCOBOLシステムに無視させるものの順序番号を表わす。

  2. 編集元順序番号の範囲-1や編集元順序番号の範囲-2などは、COBOL原始ファイル中の文のうち中間コードを生成するときに、COBOLシステムに無視させるものの順序番号の範囲を表わす。この範囲は両端を含む。

  3. 編集制御ファイル中に次のBASIS機構のINSERT文またはDELETE文が出てくるまで、DELETE文の後ろに続くCOBOL文は、COBOLシステムに投入される原始ファイル中に残される。それらのCOBOL原始プログラムの文は、BASIS機構のDELETE文によって削除された最後の文に代わって、挿入される。