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画面節

画面節は、ACCEPT文およびDISPLAY文と併用する画面処理機能を提供する。以下を行うことができる。

画面節は、形式 4のACCEPT操作または形式 2のDISPLAY操作がアクセスする画面の各項目の記述を含む。これらの項目は、画面項目と呼ばれる。画面項目の多くは、画面の一部での項目の配置のみを記述し、明示的に参照されることはない。

画面節は、以下の操作を可能にする構文を含む。

この構文は、データ部 - 画面節の章で定義する。

データ記述項は、固定方式または自由方式により、数字画面項目または数字編集画面項目となる。利用者インターフェイスについて詳しくは、COBOLシステムのマニュアルを参照。

固定方式は、データ記述項を数字画面項目または数字編集画面項目にする際の初期方式である。この方式により、入力されたデータが形式を整えられ、画面に反映される。また、キーが押されるにつれ、項目の仕様の条件に従って、カーソルを動かす。数字以外の文字、"+", "-"、および小数点は拒否される。カーソルが前後に移動する際は、編集項目の挿入記号はとばされる。符号指示子は通常の使用に従って変更される。浮動記号は項目内を左右に移動し、挿入記号は、数字が挿入されれば現れ、削除されれば消える。カーソルが項目の最後の位置に達した後に入力された文字は、最後の文字に上書きされる。

自由方式は、データ記述項を数字画面項目または数字編集画面項目にする際の別の方式である。固定方式が初期方式である。自由法式では、適切な長さのPIC X項目にデータを入力でき、カーソルが項目を離れたときに初めて、仕様に従ってデータの形式が整えられる。カーソルが項目から離れると、数字、記号、小数点以外の文字はすべて無視される。その後、通常のCOBOLでの、画面項目または作業場所項目と同じ形式の項目へのMOVEの規則に従って、数値の抽出、保管、形式の変更が行われる。この数値は通常、この後で画面に反映される。使用可能な利用者インターフェイスの設定方法の詳細については、COBOLシステムのマニュアルを参照。

機能

画面節は、ACCEPT文およびDISPLAY文と併用する画面処理機能を提供する。

一般形式

構文規則

  1. 画面節は、データ部の最後の節でなければならない。

  2. 画面記述項は、画面記述句を含む。画面節で使用できるデータ記述句は、一般形式で示したもののみに制限される。

一般規則

画面節は、形式 4のACCEPT操作または形式 2のDISPLAY操作がアクセスする画面の各項目の記述を含む。これらの項目は、画面項目と呼ばれる。画面項目の多くは、画面の一部での項目の配置のみを記述し、明示的に参照されることはない。