MFXOPEN 

BLANK(空白)句

BLANK(空白)句は、画面項目が表示される前に画面の行または画面全体を空白にする。

一般形式

指令

  1. 予約語リストにフラグを付けたり修正したりするコンパイラ指令に加えて、下記の指令によって、この項に記述した構文または意味が影響を受ける可能性がある。

    • OLDBLANKLINE - BLANK LINE句の効果はERASE EOLと同じであることを指定する。つまり、カーソルの右にある文字はすべて削除される。

構文規則

  1. BLANK SCREEN句は、任意の画面記述項に指定できる。

  2. BLANK LINE句は、基本項目に対してだけ指定できる。

一般規則

  1. BLANK SCREEN句は、どこに記述されていても、画面データ項目が表示される前に実行される。この句が実行されると画面全体が空白にされ、カーソルは行1、カラム1の位置に移動される。

  2. BLANK LINE句を指定すると、記述がある画面データ項目の行がカラム1から行の終端まで空白にされる。カーソルは、BLANK LINE句が実行された位置と同じところにある。

  3. BLANK句もERASE句も指定しないと、画面データ項目を表示したときに、その項目の部分だけが画面上で変更される。それ以外の画面部分は、元のまま変わらない。

  4. BLANK SCREEN句が実行されると、画面の前景色と背景色は省略時解釈の状態に戻される。画面項目にFOREGROUND-COLORまたはBACKGROUND-COLORを指定した場合の効果については、それぞれの節を参照。

  5. ACCEPT文の中では、BLANK句は無視される。

  6. BLANK SCREEN句を指定した画面には、色に関する句(FOREGROUND-COLORとBACKGROUND-COLOR)だけを使用すべきである。他の属性は受け付けられるが、無視される。