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COLUMN(カラム)句

COLUMN(カラム)句は、画面項目を画面上に表示する始点となるカラムを指定する。

一般形式

構文規則

  1. 一意名-1は符号の付かない整数であり、その値は1以上255以下とする。

  2. 整数-1は符号なしで、その値は1以上255以下とする。

  3. PLUSと"+" は同義であり、どちらを書いてもよい。

  4. NUMBERの指定を省略すると、省略時解釈として値"+1"がとられる。

  5. LINE句を指定してCOLUMN句を指定しないと、カラム1が想定される。

  6. COLUMN句は、任意の基本項目に指定できる。

  7. COLは、COLUMNの省略形である。

  8. COLUMN句をSCREEN SECTION集団項目の階層中のどこかに指定する時、以下の句のうち、最低1つを同じ集団の定義に指定しなければならない。

    BEEP, BELL, BLANK LINE, BLANK SCREEN, ERASE EOL, ERASE EOS, FROM, TO, USING, VALUE.

一般規則

  1. COLUMN句は、ACCEPT処理またはDISPLAY処理を行うときの、画面上に画面項目を表示するカラムを指定する。

  2. COLUMN句に一意名または整数を指定し、PLUS,

    "+" または"-",

    のどれも指定しない場合、その値は絶対カラム番号を表わす。01レベルはそれぞれ、画面レコードを表わす。AT指定は、表示画面の先頭に関連付けて、画面レコードの先頭位置を指定する。ACCEPT文またはDISPLAY文にAT指定を指定しなかった場合、画面の最初のカラムがカラム1となる。

  3. COLUMN句にPLUS,

    "+" または"-"

    のどれかを指定すると、一意名または整数に指定した値は、先行する画面項目の末尾からの相対カラム番号を表わす。この場合、先行する項目が実際に画面に表示されるか否かは問わない。先行する画面項目の末尾は、その項目の実行時の有効な長さによって決まる。その長さは、PICTURE句、VALUE句、SIZE句に基づいて算出される。01レベルの項目が出てくると、カラム番号は1に戻る。

  4. 01レベルでない項目の画面記述にLINE句もCOLUMN句も含めないと、COLUMN+1が指定されたものとみなされる。つまり、その項目は前の項目の直後に続くことになる。

  5. 画面の範囲から外れるカラム位置を指定すると、次(または前)の行の頭に繰り越してカラム位置が数えられる。