MF 

CONTROL(制御)句

CONTROL(制御)句は、画面項目に関する属性を実行時に定義できるようにする。

一般形式

構文規則

  1. この句は、どの画面項目にも指定できる。

  2. この句を集団レベルに指定すると、その集団の下位に属するすべての基本項目に適用される。

  3. 一意名-1は、英数字データ項目とする。この項目がとる最大の大きさは、PIC X(65535)である。

  4. 一意名-1に指定した属性は、静的に定義した属性に優先する。

  5. CONTROL句を入れ子にすることはできない。

  6. PROTECT属性は、基本画面記述項にだけ指定できる。

一般規則

  1. この項目を明示的または暗黙的に参照するACCEPT文またはDISPLAY文が実行される時、一意名-1によって参照されるデータ項目の内容は、以下に示す画面属性のサブセットを確認しなければならない。これらはどこにでも指定できる。

  2. 一意名-1の内容が空白であると、項目をACCEPTまたはDISPLAYする際に、静的に定義されている属性が使用される。

  3. CONTROL 一意名-1 内に指定できる各属性の意味は、この参照の以下の部分に定義する。

    1. DATA DIVISION 内の各 SCREEN SECTION句

      • AUTO-SKIP/AUTO
      • BACKGROUND-COLOR/BACKGROUND-COLOUR
      • BELL/BEEP
      • BLANK LINE/SCREEN
      • BLINK
      • FOREGROUND-COLOR/FOREGROUND-COLOUR
      • FULL/LENGTH-CHECK
      • GRID
      • HIGHLIGHT
      • JUSTIFY/JUST
      • LEFTLINE
      • LOWLIGHT
      • OVERLINE
      • PROMPT
      • REQUIRED/EMPTY-CHECK
      • REVERSE-VIDEO
      • SECURE/NO-ECH0
      • UNDERLINE
      • ZERO-FILL

    2. PROCEDURE DIVISION 内のACCEPT 文一般規則

      • RIGHT-JUSTIFY
      • TRAILING-SIGN
      • TRAILING

    3. このCONTROL句内

      • PROTECT

  4. PROTECT属性は、ACCEPT文への入力を妨げることを指定する。