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FOREGROUND-COLOR(前景色)句

FOREGROUND-COLOR(前景色)句は、画面項目の前景色を指定する。

一般形式

構文規則

  1. OREGROUND-COLORとFOREGROUND-COLOURは同義であり、どちらを書いてもよい。

  2. FOREGROUND-COLOR句はどの画面項目にも指定できる。

  3. FOREGROUND-COLOR句を集団レベルに指定すると、その集団の下位に属するすべての基本項目に適用される。

  4. 整数-1の値は、0から15までとする。

一般規則

  1. FOREGROUND-COLOR句はカラー画面に対してだけ適用できる。

  2. 整数-1または一意名-1は画面項目の前景色を指定する。使用できる色と対応する値は下記のとおり。

    0 8 灰色
    1 9 明るい青
    2 10 明るい緑
    3 11 明るい藍
    4 12 明るい赤
    5 赤紫 13 明るい赤紫
    6 茶または黄 14
    7 15 高輝度の白

    カラー画面では、8から15の値の場合、整数0から7を指定してHIGHLIGHT句を指定することと同じである。モノクロ画面では、これは単にHIGHLIGHT句を指定することと同じである。

  3. この句を指定しないと、前景色は省略時解釈の白となる。

  4. 画面項目にBLANK SCREEN句とFOREGROUND-COLOR句を共に指定するか、またはBLANK SCREEN句を指定した画面項目がFOREGROUND-COLOR句を指定した画面項目の下位に属する場合、その画面項目をDISPLAY文を用いて表示すると、指定した色が省略時解釈の前景色となる。この省略時解釈の前景色は、別の指定をするまで有効である。別の指定とは、上記と同じ組合わせの指定内容をもつ別の画面項目を表示するか(同じDISPLAY文の中でも別のDISPLAY文の中でもよい)、または上記の2つの句を含む形式 3 のDISPLAY文を実行することである。

  5. HIGHLIGHT句も同時に指定すると、前景色の輝きと明るさが増大される。たとえば、ハードウェアによっては、黒が灰色に変えられ茶色が黄色に変えられることがある。しかし、これはBLANK SCREEN句には適用されない。

  6. 一意名-1は符号の付かない0から7までの整数とする。8以上の値を指定すると、その値を8で割った余りが指定値としてとられる。

  7. 一意名-1は、OCCURS句の左辺には指定できない。

  8. 整数-1または一意名-1の値に6を指定したときに、茶色と黄色のどちらが表示されるかは、端末ハードウェアによる。