MF 

OCCURS(反復)句 - 画面節中

OCCURS(反復)句は、繰り返される同形の画面項目を個々に記述する手間を省き、添字または指標を使用するのに必要な情報を提供する。

一般形式

構文規則

  1. OCCURS句は、01レベルの項目には指定できない。

  2. 項目にUSING句またはTO句を適用する場合、またはある項目が項目に従属する場合、送出し側項目にも同じ出現回数を指定したOCCURS句を使用するか、またはOCCURS句を使用しないようにする。これらのOCCURS句にDEPENDING句を含めてはならない。

  3. 項目にFROM句 を適用する場合、またはある項目が項目に従属する場合、送出し側項目にも同じ出現回数を指定したOCCURS句を使用するか、またはOCCURS句を使用しないようにする。これらのOCCURS句にDEPENDING句を含めてはならない。

一般規則

  1. OCCURS句の左辺にある画面記述では、LINE句とCOLUMN句は個々の表要素に使用される。したがって、LINE句とCOLUMN句には相対位置を指定する。これは、この2つの句に絶対位置を指定すると、すべての表要素が同じ位置に表示されてしまうためである。

  2. OCCURS句を指定した画面項目が出力項目であり送出し側項目にOCCURS句が指定されていないと、DISPLAY処理において送出し側の項目が、画面項目のすべての反復要素に転記される。全面的に添字付けされた基本項目は、OCCURS句が使われていないものとみなされる。

  3. OCCURS句を指定した画面項目が更新項目であるか、または送出し側項目にOCCURS句が指定されている出力項目であると、DISPLAY処理において送出し側の項目の内容が画面項目の対応する要素に転記される。

  4. OCCURS句を指定した画面項目が更新項目または入力項目であると、ACCEPT処理において画面項目各要素に入力されたデータが、受取り側項目の対応する要素に転記される。