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REQUIRED(必須)句

REQUIRED(必須)句は、画面項目を必ず入力しなければならないことを指定する。

一般形式

構文規則

  1. REQUIRED句は、入力項目と更新項目と集団項目にだけ指定できる。

  2. REQUIRED句を集団レベルに指定すると、その集団の下位に属するすべての基本項目に適用される。

  3. REQUIREDとEMPTY-CHECKは同義語であり、どちらを書いてもよい。

一般規則

  1. REQUIRED句が効力を発揮するのは、ACCEPT文が実行されるときである。このときに、画面項目内にカーソルが位置付けられて、入力されたデータを受け取ることが可能となる。REQUIRED句を指定しておくと、終了キーを押しても入力を終了できず、カーソルは項目の先頭に位置付け直されるようになる。

  2. この句の要件を満たすためには、英数字の画面項目の場合は、空白でもプロンプト文字でもない文字を少なくとも1つ入力しなければならない。なお、数字の画面項目の場合は、値がゼロであってはならない。

  3. 更新項目に関しては、元のデータと入力されたデータの両方によって、この句の要件が満たされるか否かが決まる。

  4. ACCEPT処理を終了させるためにファンクション・キーを使用した場合は、REQUIRED句は効力を発揮しない。(構成オプションの詳細については、ユーザインターフェイスに関するCOBOLシステムのマニュアルを参照。)

  5. REQUIRED句の要件が満たされない場合、エラー・メッセージを画面上に表示させることができる。(構成オプションの詳細については、ユーザインターフェイスに関するCOBOLシステムのマニュアルを参照。)