RANDOM関数は、一様分布から擬似乱数値を1つ返す。この関数の型は数字である。
一般形式
引数
- 引数-1を指定する場合、その値は0または正の整数とする。引数-1は、一連の疑似乱数を発生させるためのシード値として使用される。
- 後で別の引数-1を指定すると、新しい一連の擬似乱数が生成される。
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実行単位内で最初にこの関数が実行されるときに引数-1が指定されていないと、シード値として0が使用される。
- いずれの場合も、引数-1を指定しないでこの関数を繰り返し実行すると、現在の一連の乱数中の次の値が返される。
戻り値
- 0以上1未満の値が返される。
- 特定の処理系における特定のシード値に対して発生される一連の擬似乱数は、つねに同じである。
- 引数-1の値の定義域は、別に一連の擬似乱数を発生させる。この部分集合には、0から最低32767までの値が含まれる。
- 数値が非整数の結果には、浮動小数点形式が使用される。