データ項目関数は基本データ項目であり、英数字、
各国語型文字、
数字、または整数の値を返す。 データ項目関数は基本データ項目として扱われるが、受取り側の作用対象とすることはできない。データ項目関数には、下記の型がある。
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英数字関数: この型の関数は、字類および項類が英数字に属する。このデータ項目中の文字数は、関数定義中に示される。英数字関数の用途は、暗黙的にDISPLAYとされる。
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数字関数: この型の関数は、字類および項類が数字に属する。数字関数は、つねに演算符号を持つものとみなされる。
- 数字関数は算術式の中でのみ、
またはMOVE文の送出し側としてのみ、
使用できる。
- 整数の作用対象が必要な箇所に、数字関数を使用することはできない。得られた値が結果的に整数となることはあるが、だからといってこの規則を無視してはならない。
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整数関数: この型の関数は、字類および項類が整数に属する。整数関数は、つねに演算符号を持つものとみなされる。
- 整数関数は算術式の中でのみ、
またはMOVE文の送出し側としてのみ、
使用できる。
- 整数の作用対象が必要とされる箇所で、それに符号が付いてもよい場合、整数関数を使用することができる。
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各国語型関数: この型の関数は、字類および項類が各国語型に属する。このデータ項目中の文字数は、関数定義中に示される。各国語型関数の用途は、暗黙的にNATIONALとされる。