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EXHIBIT(参照)文

EXHIBIT(参照)文は、指定された定数や一意名の内容を表示する。条件付きで表示させることもできる。一意名の場合は、内容の前に名前を表示させることができる。

一般形式

構文規則

  1. EXHIBIT文中に指定した各一意名は、どんな字類のデータであってもよい。一意名として使用できる特殊レジスタは、TALLYおよびRETURN-CODEのみである。

  2. CHANGEDとNAMEDは、両方とも省略できる。

一般規則

  1. EXHIBIT文によって表示される定数および一意名は、表示行上では1つの空白によって区切られる。

  2. 定数には、ALL以外の表意定数を指定できる。

  3. 定数に数字を指定する場合は、符号の付かない整数とする。

  4. EXHIBIT NAMED文を実行すると、指定した各一意名または定数が表示される。一意名の場合は、その名前(修飾語および添字があれば、それを含む)の後に"=" (等号)を付けて、その後ろに現在の値が表示される。表示される一意名または定数は、EXHIBIT文に指定された順番に、1行に並べられる。

  5. EXHIBIT CHANGED NAMED文を実行すると、指定した各一意名または定数が表示される。一意名の場合は、その名前(修飾語および添字があれば、それを含む)の後に"=" (等号)を付けて、その後ろに現在の値が表示される。表示される一意名または定数は、EXHIBIT文に指定された順番に、1行に並べられる。ただし、表示される一意名(名前と値)は、前回このEXHIBIT文を実行した後で値に変更があったものだけである。値が変更されなかった一意名については、その名前も値も表示されない。値が変更された一意名が1つもなく、定数も1つも指定されていないと、何も表示されない(空白行の表示は抑制される)。

  6. EXHIBIT CHANGED文を実行すると、指定した各一意名または定数の現在の値が表示される。表示される一意名または定数は、EXHIBIT文に指定された順番に、1行に並べられる。ただし、表示される値は、前回このEXHIBIT文を実行した後で値に変更があったものだけである。値が変更されなかった一意名については、その値は表示せず、代わりに空白が挿入される。値が変更された一意名が1つもなく、定数も1つも指定されていないと、空白行が表示される(空白行の表示は抑制されない)。

  7. CHANGEDオプションもNAMEDオプションも指定せずにEXHIBIT文を実行すると、指定した各一意名または定数が表示される。表示される一意名または定数は、EXHIBIT文に指定された順番に、1行に並べられる。