ON(回数間隔)文は、手続き文を周期的に実行できるようにする。
一般形式
構文規則
- 一意名-1、一意名-2、一意名-3は、符号なしの整数の基本項目とする。
- 定数-1、定数-2、定数-3は、符号なしの数字定数とする。
一般規則
- 各ON文が最初に実行される前に
、そのON文用に暗黙的に定義されたカウンタ(暗黙のONカウンタ)がゼロに初期化される。
- 指定する一意名-1、一意名-2、一意名-3は、ON文が実行されるときには、正の整数値をとらなければならない。次にON文を実行するまでの間に、これらの値を変更すると、以降のON文の実行に影響が出る。
- 暗黙のONカウンタの内容は、
実行の流れをそのON文に移さないかぎり、変更されることはない。(呼ばれたプログラムのONカウンタを設定し直すには、そのプログラムを取り消すしかない。EXIT PROGRAM文を実行し、その後そのプログラムを再び呼び出した場合、CANCEL文をはさんでいなければONカウンタの値は元のままである。)
- 下記の値リストが評価される。
- 一意名-1または定数-1の現在の値
- 一意名-1または定数-1の現在の値に、一意名-2または定数-2の現在の値を繰り返し加えた一連の値。この繰り返しは、一意名-1または定数-1の現在の値が、一意名-3または定数-3の値に達するまで行われる。
次いで、暗黙のONカウンタが上記の一連の値と比較される。一連の値の中にONカウンタと一致するものがあれば、無条件文-1が実行される。そうでなければ、無条件文-2が実行される。