MFS の生成

MFS を生成するには、あらかじめそれらをプロジェクトに追加しておく必要があります。mfims mfsgen コマンドを使用します。

IMS フォーマットをコンパイルするとき、システムからは .mid.mod.dif.dof ファイルが生成されます。これらはメインフレームで作成されるファイルに類似しています。ただしこのシステムでは、.dif および .dof のファイル名に 16 進ファイル名は生成されず、文字ベースの名前が生成されます。また、拡張子 mfsx の拡張ファイルが作成され、IDE はこのファイルを使用してビルド依存性を制御します。

環境変数 ES_MFSLIB を使用して、生成されたファイルの保存場所を MFSGEN に指示します。これらのファイルには、実行時のアクセスが速くなるように最適化された、より小さな構造に抽出されてフォーマットされている MFS ソース情報が含まれています。

IDE から ES_MFSLIB を設定するには、プロジェクトのプロパティの [IMS] タブにある [MFS Output] フィールドにパスを指定します。

  1. [COBOL Explorer] でプロジェクトをクリックします。
  2. [Project > Properties] をクリックします。
  3. [Micro Focus > Project Settings] をディプロイし、さらに [IMS] をディプロイして IMS 固有のプロジェクト・プロパティを表示します。
  4. [MFS Settings] タブをクリックし、[MFS Output] フィールドにディレクトリを指定します。

.mid および .mod ファイルは現在のディレクトリに作成されます。これらのファイルの場所は、使用するエンタープライズ・サーバに対して確実に指定する必要があります。

最初の MFS を生成すると、mfspef.dat が存在しないことを伝えるメッセージ DBDUT0U35U が表示されます。C を入力して、mfspef.dat (および、上記リストの他のファイル) を作成することを指定すると、後続の MFS 生成ではメッセージ DBDUT0U35U が表示されなくなります。