Open PL/I コンパイラの実装限度

ソース・プログラムが一定の Open PL/I コンパイラ実装限度を超えると、コンパイラによりメッセージが生成されます。次の表に、この実装限度の一覧を示します。

メッセージ 限度
構造体のネストの深さ 16
「外部」文字列定数の最大長さ 30721 
「内部」文字列定数の最大長さ 327672
繰り返し指定子を使用した文字列定数の最大長さ 32767
ソース行の最大長さ 320
識別子の最大長さ 100
AREA データ用記憶域の最大サイズ 2GB
注:領域サイズが非常に大きい場合、システム・リソースの影響を受ける場合があります。
配列の次元 8
INCLUDE 文のネスト・レベル 7
DO 文、PROCEDURE 文、BEGIN 文、SELECT 文、およびシンプルな ON ユニット文のネスト 643 
サブルーチンまたは関数呼び出し内の引数の数 239
編集指示仕様内のデータおよびフォーマット・リスト・ペアの数 256
エラーの数 100
VSAM キーの最大サイズ 120 バイト
変数のスケール係数 0 ≤ スケール係数 ≤ 128
定数のスケール係数 0 ≤ スケール係数 ≤ 127
変換組み込み関数のスケール係数 0 ≤ スケール係数 ≤ 127
フォーマットの繰り返し、w、または d フィールドの値 254
固定バイナリ数の精度 31
固定小数点数の精度 (最大) 31
浮動バイナリ数の精度 52
浮動小数の精度 16
内部的な限度  
文中のトークン数 20,000
終了までに許可される「Severe」診断の最大数 4 200
1

外部文字列定数のスペル (ユーザのプログラムで表示されるもの) は 3072 文字に制限されています。このスペルには、開始 / 終了引用符、ストリング中で 2 つの単一引用符が 1 つの単一引用符を表す場合に使用される追加の引用符、および B または X などの接尾辞文字の組み合わせが含まれます。

2

文字列定数内部のスペル (つまり、限定正規表現評価の結果としてコンパイラが生成した文字列定数) は、32767 文字 (開始 / 終了引用符を含む) に制限されています。

3

トップ・レベルのプロシージャを含めて 64 です。

4 その他の診断レベル (Info、Warning、Error、Abort) には、数の制限はありません。