セグメント・データの編集

セグメント・オカレンスのバイナリ・セグメント・データの文字および 16 進表現を直接編集し、DL/I 呼び出しを使用してセグメント・オカレンスを追加、変更、削除できます。

IMS データベース・エディタでは、次の DL/I 呼び出しがサポートされます。

DL/I 呼び出し 機能
ISRT 新しいセグメント・オカレンスを追加します。
REPL 既存のセグメント・オカレンスを変更します。
DLET セグメント・オカレンスを削除します。

セグメントが可変長の場合、セグメント長も変更できます。

ISRT および REPL 呼び出しを発行する前に、データを編集する必要があります。

注:[Browse] ウィンドウが開いている間は、セグメント・オカレンスを変更できません。
新しいセグメント・オカレンスの追加
最初の子の追加に使用する方法は、最初の子に後からツインを追加する場合に使用する方法とは異なります。

最初の子を追加すると、ツインをかなりすばやく追加できます。以前のツインのデータが引き続きセグメント・バッファ内にある間、キー・フィールドや異なる他のフィールドを編集して、バッファからデータを挿入できます。

セグメント・データ領域は、子セグメントのサイズに初期化され、デフォルトの埋め込みバイトが挿入されます。レイアウト・ビューとフィールド・データ領域は、そのセグメント・タイプのセグメント・レイアウト (設定されている場合) を採用します。

キー・フィールドにデータを挿入する前に、それらのフィールドを編集して固有にする必要があります。

セグメント・オカレンスの初期化
IMS データベース・エディタには、セグメント・オカレンスを初期化するための 2 つのオプションが用意されています。
[Initialize]
セグメント・バッファ内のデータを初期化します。新しいデータを入力すると、IMS データベース・エディタは、適切なレイアウトを自動的にロードします。このオプションは追加の指定を必要としないので処理が迅速です。
[Select Layout and Initialize]
新しいセグメント・オカレンスに使用するレイアウトを指定し、セグメント・バッファ内のデータを初期化します。エディタは、初期化の際にデフォルトのセグメント・レイアウトを適用します。
セグメント長の変更
現在のセグメント・オカレンスにセグメント・レイアウトがロードされている場合、可変長セグメントの長さフィールドを編集できます。
注:セグメント・レイアウトがロードされていない場合、長さフィールドを編集できません。代わりに、IMS セグメント・エディタを使用して長さフィールドを変更してください。