例:MF370CTL.CFG を使用した場所の設定

次の例は、MF370CTL.CFG ファイルを使用してプロジェクト・ファイルの場所を構成する方法を示しています。

次のプロジェクト・ディレクトリ構造を見てみます。
  • プロジェクト・ディレクトリ:c:\bugs\envtest
  • ソース・コード・ディレクトリ:c:\bugs\envtest\source
  • リスティング・ファイル・ディレクトリ:c:\bugs\envtest\listing
  • オブジェクトおよび実行可能ファイル・ディレクトリ:c:\bugs\envtest\debug

次の環境変数を設定すると、この構造が構成されます。

  • SYSLIN=.\DEBUG
  • SYSLIST=.\LISTING
  • SYSLMOD=.\DEBUG

現在のディレクトリのコマンド行から実行する場合、コマンド RUN MF370CHK SOURCE\BR14 NOANIM LIST; によって、BR14.OBJ および BR14.390\debug に配置され、リスティング・ファイル BR14.PRN\listing に配置されます。

MF370CTL.CFG ファイルを使用してこれらの設定を行うには、ファイルを次のように構成します。

*------------------------------------------------------------
* 次の環境変数は 1 つのディレクトリを取ります。
* SYSIN - マクロ入力 .MLC ファイル
SYSIN=.
*
* SYSLIST  - アセンブルおよびリンクのリスティング・ファイル .MAT .PRN .LST
SYSLIST=.\listing
* SYSWORK  - アセンブル、リンク、アニメータ/370 作業ファイル .BAL .IDF/.IDX
SYSWORK=.
* SYSPUNCH - PUNCH 文のアセンブル出力 .PCH ファイル
SYSPUNCH=.
* SYSMPC   - アセンブル入力事前コンパイル済みマクロ .MPC
SYSMPC=.
* SYSLIN   - リンク入力 .LIN ファイルおよびアセンブル出力 .OBJ ファイル
SYSLIN=.\debug
* SYSLMOD  - リンク出力ロードメンバ .390 ファイル
SYSLMOD=.\debug