Docker デモンストレーションの使用

Enterprise Developer には、COBOL アプリケーションでの Docker の一般的な使用方法を示す Docker デモンストレーションが複数用意されています。

これらの Docker デモンストレーションには、Dockerfile およびその実行プロセスを簡略化する関連バッチ/スクリプト ファイルが含まれており、本ドキュメントでは、Docker デモンストレーションを構成する各ファイルについて説明しています (Dockerfile 自体の詳細な説明を含む)。本ドキュメントを読み、Docker デモンストレーションを実行して、デモンストレーションの内容を理解することで、独自の COBOL アプリケーションで使用するイメージを作成して活用するために必要なすべての情報を得られます。

For users of Enterprise Developer for Eclipse:

Docker デモンストレーションは、ed_build_tools_dockerfiles_5.0_windows.zip ファイルに含まれています。このファイルには、Enterprise Developer インストール ファイルにアクセスした場所と同じ場所からアクセスできます。ed_build_tools_dockerfiles_5.0_windows.zip を任意のフォルダーに解凍すると、Docker デモンストレーションを含む一連のフォルダーが作成されます。

各 Docker デモンストレーションには、次の項目が含まれています。

For users of Enterprise Developer UNIX Components:

Docker デモンストレーションは、entdev_dockerfiles_4.0_platform.tar ファイルに含まれています。このファイルには、Enterprise Developer インストール ファイルにアクセスした場所と同じ場所からアクセスできます。entdev_dockerfiles_4.0_platform.tar を任意のフォルダーに解凍すると、Docker デモンストレーションを含む一連のフォルダーが作成されます。

各 Docker デモンストレーションには、次の項目が含まれています。

  • デモンストレーションの内容および使用方法について説明する readme.html ファイル。
  • デモンストレーションを実行するための bld.sh ファイル。bld.sh をパラメーターなしで実行すると、指定できるパラメーターの要約が表示されます。指定できるパラメーターの詳細については、「Enterprise Developer ベース イメージの Docker デモンストレーションの実行」および「CICS Docker デモンストレーションの実行」を参照してください。

利用可能な Docker デモンストレーションについては、「付属の Docker デモンストレーション」を参照してください。