FETCH 文

SQLDA 構造体を使用して FETCH 文を実行するには、次の処理を実行します。

  1. 前述したようにアプリケーションで SQLN と SQLDABC を初期化しておく必要があります。
  2. アプリケーションは、対応するカラムからデータを受け取る各プログラム変数のアドレスを SQLDATA フィールドに挿入する必要があります(SQLDATA フィールドは SQLVAR の一部)。
  3. インジケーター変数を使用する場合には、SQLIND にも対応するインジケーター変数のアドレスを設定する必要があります。

データ型フィールド (SQLTYPE) とデータ長 (SQLLEN) は、PREPARE INTO 文または DESCRIBE 文で取り込まれた情報が格納されます。これらの値は FETCH 文が実行される前に、アプリケーションによって上書きすることも可能です。