VRECGEN の実行

メインフレームで VRECGEN を実行するには、適切な JCL 情報を渡す必要があります。正しい STEPLIB、入力データセット、および出力データセットをポイントする、次の JCL スケルトンを入力します。

//MYJOB   JOB (ACCOUNTING INFORMATION)
//STP1    EXEC PGM=VRECGEN
//STEPLIB DD DSN=STEPLIB,DISP=SHR
//SYSOUT  DD SYSOUT=*
//INPDD   DD DSN=INPUT.OS.DATA.SET,DISP=SHR
//OUTDD   DD DSN=OUTPUT.OS.DATA.SET,
//        DISP=(NEW,CATLG,DELETE),
//        DCB=(RECFM=VB,LRECL=LLL,BLKSIZE=BBB),
//        SPACE=(TRK,(X,Y),RLSE),
//        UNIT=SYSDA
注:
  • 出力ファイルの LLL (LRECL) と BBB (BLKSIZE) の値を設定する際には、VRECGEN のソース コード内の FD で OUTDD に指定されている値を参考にしてください。VRECGEN で定義されている LRECL と BLKSIZE のデフォルト値は 32700 ですが、この値は JCL、VRECGEN の FD、および入力ファイルのファイルラベルと合致するように変更する必要があります。
  • VRECGEN を実行すると、標準的な転送機能で PC に転送できる、特殊なダウンロード形式のファイルが生成されます。ダウンロードするときには必ずバイナリ転送を指定し、CR+LF (キャリッジ リターン+ライン フィード) への改行コード変換は使用しないでください。