リビルドのオプション

リビルドにより実行される処理は、コマンド ラインで指定したオプションで定義されます。

UNIX システムの場合、リビルド オプションには、先頭にスラッシュ (/) 文字ではなくハイフン (-) 文字を付ける必要があります。

次のオプションが使用できます。

-c ファイル圧縮を指定します。
-d 索引付きファイルのデータ領域から索引を再構築します。
-e 無効な重複キーを報告し、処理を続行します。検出された無効な重複キーの数が 1000 を超えると、使用されているファイル属性とファイル内のデータの競合が大きすぎて意味のある結果が得られないと見なされて、処理が中止されます。
-f 索引付きファイルを検証します。
-i 処理しているファイルの情報を表示します。
-k 索引付きファイルのキー構造を定義します。
-m 将来の使用に備えて予約されています。
-n ファイルに関する情報を表示します (他の処理は実行されません)。
-o 入出力ファイルの編成を指定します。
-p IDXFORMAT "8" ファイルを現在の位置でリビルドします。
-q インデックス サイド ファイル (IDXFORMAT"12") を使用して索引ファイルをすばやくリビルドします。
-r 入出力ファイルのレコード構造を定義します。
-s 入力ファイルの形式を指定します。
-t 出力ファイルの形式を指定します。
-u 前回更新に失敗したファイルの回復を試みます。
-v ファイル処理の進行に伴って増加するレコード カウントを表示します。
-y ファイル サイズの不一致を無視するようにリビルドに指示します。
-x 索引付きファイルの再編成時にデータを書き込む順序を指定します。
-z ファイル アクセスに Fileshare サーバーを使用するようにリビルドに指示します。
--q リビルドのバナーの表示を抑制します。
--v リビルドのバージョン番号を表示します。

オプションはコマンド ラインの任意の場所に指定できます。ただし、二重ハイフン (--) で始まるオプションは、一重ハイフン (-) で始まるオプションの前に配置する必要があります。オプションは自由な形式で指定できますが、オプションとオプションの間は空白文字で区切る必要があります。

-f または -v オプションのパラメーターの前には、コロン (:) を使用する必要があります。他のオプションの場合は、パラメーターの前にコロンを置くかどうかは任意です。オプションのパラメーター間には空白文字を挿入しないでください。