mfhco および cobmfhco import コマンド

構文

ヒント: このツールの UNIX バージョンを使用して、Windows クライアントがリモートでアクセスする UNIX サーバー上でインポートを行います。

Windows:

mfhco import db=databasename tbl=tablename file=filename [fmt=format] 
    [log=logfile] [chardel=chardelimiter] [coldel=coldelimiter] 
        [date=dateformat] [plus=sign] [savedel=delfilename]
            [commit=rowcount]

UNIX:

cobmfhco import db=databasename tbl=tablename file=filename [fmt=format] 
    [log=logfile] [chardel=chardelimiter] [coldel=coldelimiter] 
        [date=dateformat] [plus=sign] [savedel=delfilename]
            [id=logon pass=password] [commit=rowcount]

構文規則

  1. コマンドの各パラメーターの前に少なくとも 1 つのスペースを挿入する必要があります。
  2. パラメーターとその値の間に等号 (=) が必要です。
  3. デフォルト値を持つパラメーターを省略すると、ホスト互換オプションはデフォルト値を使用します。

パラメーター

import Import Data コマンド ライン プロセッサを呼び出します。このパラメーターは位置パラメーターです。
databasename インポート先のデータベースの名前。
tablename インポートするテーブルの名前。スキーマとテーブルの名前の両方を、ピリオドで区切って指定できます。
filename データのインポート元のファイル名。
format データをインポートするフォーマット。有効な値は、IXF、DEL、および DSNTIAUL です。DSNTIAUL フォーマットの場合、DSN を使用できます。
logfile 処理メッセージの書き込み先のファイル。このパラメーターを指定しないと、ログ ファイルが現在のディレクトリに作成されます。 Windows 環境では、デフォルトのログ ファイル名はプロジェクト名に基づいています。
chardelimiter インポート フォーマットとして DEL を指定する場合に、文字データの囲みに使用する区切り文字。デフォルトは、二重引用符 (") です。
coldelimiter インポート フォーマットとして DEL を指定する場合に、列データの末尾を示す区切り文字。デフォルトは、カンマ (,) です。
dateformat データを DSNTIAUL または DEL フォーマットでインポートする場合の、日付フィールドをインポートするフォーマット。デフォルトは、所在国のフォーマットです。DSNTIAUL フォーマットの有効な値は、ISO、USA、EUR、JIS です。DEL フォーマットでは ISO が唯一の有効なオプションです。
sign DEL フォーマットでデータをインポートするとき、正の数値データをプラスの符号付きで生成します。有効な値は、プラス符号を生成する場合「Y」、プラス符号を生成しない場合「N」です。デフォルトは「Y」です。
savedel サードパーティ製のツールを使用して大量のデータをインポートするのに使用できる ASCII 区切りファイルとして DSNTIAUL を保存します。
delfilename ASCII 区切りファイルのファイル名。
rowcount コミットごとの行数。
logon データベース サーバーのログオン ID (UNIX の場合のみ)。
pass データベース サーバーのパスワード (UNIX の場合のみ)。

説明

Import Data ツールは、バッチ機能としても実行できます。

Windows:

mfhco import db=db2demo fmt=dsn tbl=demo.product file=product.dsn chardel=' log=import.log commit=1000

UNIX:

cobmfhco import db=db2demo fmt=dsn tbl=demo.product file=product.dsn chardel=' log=import.log