データベース アクセス機能

ランタイム
実行中の SQL アプリケーションと通信するためのいくつかのランタイムを提供します。
  • OpenESQL ODBC Runtime - 任意のタイプのデータベースを使用するネイティブ COBOL SQL アプリケーションと通信します。
  • OpenESQL .NET Managed Runtime - 任意のタイプのデータベースを使用するマネージ COBOL SQL アプリケーションと通信します。
プリプロセッサ
データベース アクセス プリプロセッサは、COBOL プログラム内に SQL 文を埋め込むことでリレーショナル データベースにアクセスできるようにします。プログラミングの詳細は各プリプロセッサによって異なり、その結果、プログラミング オプションが多様になります。また、プログラミングのプロセスを支援する幅広い機能も提供します。
  • ODBC 3.0 準拠のドライバー、CLR2 および CLR4 ADO.NET のデータ プロバイダーで使用するための OpenESQL
  • COBSQL (リレーショナル データベース ベンダーが提供している COBOL プリプロセッサを使用する場合)
    注: COBSQL なしでも、データベース ベンダーが提供するプリプロセッサを使用することもできます。
ストアド プロシージャ
DB2 LUW および SQL Server 2008 以降用の COBOL ストアド プロシージャをサポートします。
SQL Server 2008 R2 以降の SQL CLR ストアド プロシージャをサポートします。
DB2 用の SQL オプション
Enterprise Developer には、完全なリレーショナル データベース製品である SQL Option for DB2 も含まれています。SQL オプションは XDB データベースへアクセスでき、DB2 と完全に互換性があります。
DB2 LUW 用の HCO
OpenESQL および COBSQL プリプロセッサに加えて、Enterprise Developer は、メインフレーム スタイルの DB2 ECM SQL アプリケーションを開発およびディプロイするための DB2 外部コンパイラ モジュール プリプロセッサも提供します。
HCO for SQL Server
HCO for SQL Server (HCOSS) は、DB2 のデータベースおよびアプリケーションを SQL Server 2008 のデータベースおよびアプリケーションに移行するツールを提供しています。これは、OpenESQL のスーパーセットであるため、HCOSS を使用するアプリケーションは、OpenESQL の全機能にアクセスできます。
注: なお、SQL 構文や戻されるエラー メッセージ、および本製品の COBOL 環境以外での SQL の使用方法の詳細は説明していません。これらの詳細は、使用しているデータベース付属のマニュアルを参照してください。 .NET 環境におけるマネージ コードについては、このデータベース アクセス マニュアルの本性以降のトピックで説明されている COBSQL および DB2 についての記述はすべて無視してください。これらの説明は、マネージ コードには該当しません。