mfhco および cobmfhco bindall コマンド

構文

ヒント: このツールの UNIX バージョンを使用して、Windows クライアントがリモートでアクセスする UNIX サーバー上ですべてのパッケージをバインドまたは再バインドします。

Windows:

mfhco bindall db=databasename [qualifier=schema] [collection=collection-id]
    [datetime=format] [isolation=isolation-level] [blocking=row-blocking] 
       [sqlwarn=compile-option] [id=logon-id] [pass=password]

UNIX:

cobmfhco bindall db=databasename [qualifier=schema] [collection=collection-id]
    [datetime=format] [isolation=isolation-level] [blocking=row-blocking] 
       [sqlwarn=compile-option] [id=logon-id] [pass=password]

パラメーター

bindall BindAll コマンド ライン プロセッサを呼び出すパラメーター。位置パラメーターです。
databasename 接続先のデータベースの名前。
schema テーブルの修飾に使用するスキーマの名前。
collection-id パッケージの 128 バイトの集合識別子。
format アプリケーションの実行時に返す次の datetime フォーマットのいずれかです。
  • USA
  • ISO
  • JIS
  • EUR
  • LOC
  • DEF
isolation-level このパッケージにバインドされたプログラムが、実行中の他のプログラムの影響から分離される程度を判断します。有効な値は次のとおりです。
  • CS
  • RR
  • RS
  • UR
row-blocking カーソルの行ブロックのタイプ。有効な値は次のとおりです。
  • UNAMBIG
  • ALL
  • NO

パーティション化されたデータベース環境では、LOB 列のデータ型への参照が含まれている行データのブロックもサポートされています。

compile-option 動的 SQL 文のコンパイルから PREPARE または EXECUTABLE IMMEDIATE 経由で警告が返されるか、記述処理から PREPARE...INTO または DESCRIBE 経由で警告が返されるかを示します。有効な値は次のとおりです。
  • YES
  • NO
logon-id データベースが存在するサーバーへの接続に必要なログオン ID。
password データベースが存在するサーバーへの接続に必要なパスワード。

説明

.bnd ファイルが含まれているディレクトリのコマンド プロンプトから、またはビルド後のイベントとしてプロジェクトから BindAll Packages ツールを実行する必要があります。ビルド イベントの詳細については、「COBOL プロパティ」を参照してください。

BindAll Packages ツールにより、バインドされたすべてのパッケージの結果をまとめるログ ファイル bindall.txt が生成されます。個々の結果は、programName.txt に書き込まれます。

ログ ファイルは、現在のディレクトリに書き込まれます。

Windows:

mfhco bindall db=db2demo qualifier=DEMO datetime=usa isolation=cs sqlwarn=no

UNIX:

cobmfhco bindall db=db2demo qualifier=DEMO datetime=usa isolation=cs sqlwarn=no