バッチ バックアウト ロギングの有効化

バッチ IMS プログラムのバッチ バックアウト ロギングは、BBOLOG DD 文が存在することにより JCL で有効に設定されます。次に例を示します。

//BBOLOG  DD DSN=HLQ.PRJ01.BBOLOG.DEMO001T,DISP=(NEW,CATLG,DELETE)

IEFRDER IEFRDER2 DD 文は、メインフレーム IMS ロギングとログ レコード フォーマットとの混同を避けるために無視されます。

有効にすると、IMS データベースに対するすべての更新が、アプリケーション プログラムによって発行されたチェックポイント呼び出しとともに、BBOLOG データセットに書き込まれます。バックアップ ログ ファイルは、それらのサイズが制限を超えた場合、必要に応じて拡張されます。

Enterprise Server カタログでは、これらのログ データセットの追跡に、標準の JCL DSN 管理を使用できます。

注意:
ロギングが有効なとき、一次ログ ファイルおよび拡張ログ ファイルが存在してはなりません。一次ログ ファイルまたは拡張ログ ファイルがあることがジョブで検知されると、ジョブは終了し該当するエラー メッセージが表示されます。

以下に、BBOLOG データセットを指定するサンプルのバッチ JCL を示します。

//IMSBATCH JOB 'MICRO FOCUS',CLASS=A,MSGCLASS=A
//* DLI PROGRAM EXECUTION
//*
//S01       EXEC PGM=DFSRRC00,REGION=4M,
//          PARM='BMP,DEMO001B,DEMO001T,,,,,,,,,CDLI,,N,N'
//REPORT1   DD  SYSOUT=*
//BTSLST    DD  SYSOUT=*
//IMSERR    DD  SYSOUT=*
//IEFRDER   DD  DUMMY
//BBOLOG    DD  DSN=HLQ.PRJ01.BBOLOG.DEMO001T,DISP=(NEW,CATLG,DELETE)
//PRINTDD   DD  SYSOUT=*
//SYSOUT    DD  SYSOUT=*
//SYSPRINT  DD  SYSOUT=*
//