Customize SQLCode Mappings ツール

HCOSS は、OpenESQL SQLCodes およびそれらと同等の DB2 SQLCode と DB2 SQLState を保存します。SQLCode マッピングと呼ばれるこの情報は、ご使用の SQL Server データベースと mfhcocds.txt という名前の平文ファイルに保存されます。Customize SQLCode Mappings ツールを使用して、mfhcocds.txt ファイルと SQL Server データベースに含まれている情報を管理できます。

Customize SQLCode Mappings ツールには次の機能が含まれています。
  • デフォルトで、mfhcocds.txt から検索される SQLCode マッピングをロードします。
  • 既存のマッピングに変更を加え新しいマッピングを追加できるようになります。
  • 変更を保存するごとに、次の命名規則で、マッピング情報を含んでいるバックアップ ファイルを作成します。

    mfhcocds_backup_dateTime.txt

  • バックアップ ファイルを再ロードすることで以前のマッピングを復元します。
  • SQL Server データベースに対するマッピング変更をディプロイします。
  • SQL Server データベースに保存されている SQLCode マッピングをバックアップ ファイルに抽出します。

HCOSS は、mfhcocds.txt ファイルとそのバックアップ ファイルを、%ALLUSERSPROFILE%\Micro Focus\Enterprise Developer ディレクトリに保存します。

重要: HCOSS を SQL CLR ストアド プロシージャとともに使用し、開発用以外のマシンから SQL Server データベースへディプロイする場合、そのマシンに HCOSS をインストールしてから、最新の mfhcocds.txt ファイルを同じマシンの %ALLUSERSPROFILE%\Micro Focus\Enterprise Dev eloper ディレクトリにコピーする必要があります。

また任意のテキスト エディタを使用して、mfhcocds.txt ファイルに保存されている SQLCode マッピングに変更を加えることができます。マッピングはカンマ区切り形式で保存され、各行には OpenESQL SQLCode 値、それと同等の DB2 SQLCode 値、さらに OpenESQL SQLCode 値に戻される SQLState 値が続けて表示されます。例として、デフォルトの mfhcocds.txt の内容を以下に示します。

* OESQL SQLCODE, DB2 SQLCODE, DB2 SQLSTATE DELIMITED BY COMMAS
-2601,-803,23505
19519,-501,24501
-19516,-502,24502
-2714,-601,42710
-207,-204,42704
-208,-204,42704