ASP.NET クライアント

デフォルトの COBOL コンソール クライアントに加え、.NET および Web サービスのサービス インターフェイスの ASP.NET Web サイトのクライアントをオプションで生成することもできます。

Web サイト プロジェクト

クライアントの生成後、Enterprise Developer により、[myServiceWebsite] プロジェクトが、サービス インターフェイス プロジェクトが含まれているソリューションに追加されます。この Web サイト プロジェクトには、次のコンポーネントが含まれています。

App_Code フォルダー
生成された COBOL コード
bin フォルダー
次のバイナリ ファイルが含まれています。
  • Interop.myService.ProxyWrapper.dll
  • myService.Proxy.dll
  • myService.ProxyWrapper.dll
Default.aspx
Web サイト クライアントのデフォルトのスタートアップ ページ
Default.aspx.cbl
Default.aspx のコードビハインド ページ
style.css
Web サイトで使用される HTML スタイルシート
website.config
Web サイトの構成ファイル
website.publishproj
パブリッシュ処理で使用する生成済みファイル
corplogo.gif
クライアントを視覚的に表すために使用する Micro Focus ロゴ アイコン

ASP.NET クライアントのビルドおよびディプロイ

ASP.NET クライアントの生成後、それをビルドおよびディプロイして、ユーザーが使用できるようにする必要があります。詳細は、「ASP.NET クライアントのビルド」および「.NET 環境への COBOL Web サイトのディプロイ」を参照してください。

ASP.NET クライアントの編集

その外観とユーザービリティを向上させるために、オプションで Default.aspx ファイルを編集したり、ソリューション エクスプローラーのファイルをダブルクリックしてプロジェクトの任意の .aspx ファイルを編集したりすることができます。ディプロイの後に任意のファイルを変更した場合、その変更を取得するように再ディプロイする必要があります。

ASP.NET クライアントの実行

Enterprise Developer Debugger を使用して、プロジェクトから ASP.NET クライアントを直接実行できます。これを行う前に、次のことを確認します。

  • サービスを実行するように構成されている エンタープライズ サーバー インスタンス が、サービス インターフェイス (.svi) ファイルが含まれているプロジェクトに関連付けられていること
  • エンタープライズ サーバー インスタンス を起動していること
  • サービス インターフェイスを エンタープライズ サーバー インスタンス にディプロイしていること
  • Web サイト プロジェクトをスタートアップ プロジェクトとして設定していること
重要: 64 ビット Windows オペレーティング システムで ASP.NET Web サイトのクライアントをホストするには、まず ASP.NET Web サイトのクライアントに関連付けられている Internet Information Services (IIS) Application Pool の [Enable 32 bit Applications] プロパティを True に設定して、32 ビット アプリケーションのサポートを有効にする必要があります。詳細は、オペレーティング システムの IIS マニュアルを参照してください。