キャッシュされた XML ドキュメント

XSLT スタイルシート、テンプレート、およびスキーマ ドキュメントは多くの場合は不変であるため、メモリ内にあるこれらのドキュメントのロード済みのバージョンをキャッシュすることで、通常はパフォーマンスを向上できます。

アプリケーションによっては、キャッシュを無効にした方がよい場合もあります。XSLT スタイルシート、テンプレート、またはスキーマ ファイルがリアルタイムで生成または置換される場合、キャッシュされたドキュメントについても置換が必要となります。

大量のドキュメントが仮想メモリを占有しているためにシステム リソースが逼迫している場合、キャッシュを行うと、システムのパフォーマンスが低下する可能性があります。

いくつかの XML 文を使用して、ドキュメントのキャッシュを有効または無効にできます。これらの文の例としては、XML ENABLE CACHEXML DISABLE CACHEXML FLUSH CACHE などがあります。デフォルトでは、キャッシュは有効になっています。