アセンブラー プログラムのデバッグ用のコンパイル

アセンブラー プログラムをデバッグするには、まず、IDE またはコマンド ラインからアセンブラーをデバッグ用にコンパイルする必要があります。コンパイラにより、アセンブラーの .390 ファイルが生成されます。

IDE からのコンパイル
IDE からアセンブラー モジュールをコンパイルする前に、プロジェクト プロパティの [アセンブラー] ページの [Compiler] タブ、またはプログラム プロパティの [General] ページで、[Create debug information] プロパティが設定されていることを確認してください。これはデフォルトの設定です。生成された filename.390 ファイルは、プロジェクトのビルド出力ディレクトリに配置されます。
コマンド ラインからのコンパイル
32 ビットの Enterprise Developer command promptで、アセンブラー モジュールを含むディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。
run mm370asm filename ANIM [otherDirectives];
filename には、アセンブラー モジュールの名前を指定し、otherDirectives には、必要に応じて追加のアセンブラー コンパイラ指令オプションを指定できます。生成された filename.390 ファイルは、現在のディレクトリに配置されます。

コマンド ラインからデバッグ用にコンパイルし、後で IDE 内からそのアプリケーションをリビルドする場合、コマンド ラインからのコンパイルで生成されたデバッグ情報は、同様にデバッグ情報を生成するよう IDE が構成されていない限り、削除されることに注意してください。