ADO.NET を使用した OpenESQL への Pro*COBOL アプリケーションの移行

OpenESQL には、ネイティブの Oracle Pro*COBOL アプリケーションをマネージ .NET 環境に簡単に移行できるカスタム サポートがあります。これらのカスタマイズは、PROCOB および DATE=EXTERNAL SQL コンパイラ指令オプションと、完全なマネージ Oracle プロバイダーを使用する場合に必要な一連の環境変数を使用して提供されます。

アンマネージ (ネイティブ) Oracle プロバイダー

これらの指令を使用すると、Oracle NLS 設定 (NLS_DATE_FORMAT など) が Oracle 接続用に適切に設定され、アプリケーションと Oracle サーバーの両方で共有されます。PROCOB および DATE=EXTERNAL の使用の詳細については、リファレンス トピックの「PROCOB」および「DATE」を参照してください。

マネージ Oracle プロバイダー

Oracle Pro*COBOL およびアンマネージ Oracle プロバイダーでは、日付時刻データ型および対応するホスト変数に NLS パターンを使用しますが、完全なマネージ プロバイダーでは、出力ホスト変数に .NET パターンのみを使用します。したがって、アプリケーションで NLS パターンを使用している場合、そのアプリケーションで Oracle の完全なマネージ プロバイダーを使用できるようにするには、実行時に NLS パターンを .NET パターンに変換するように 1 つ以上の環境変数の設定が必要になります。詳細については、「OpenESQL の日付および時刻の環境変数」を参照してください。